ちょっと報告が遅れましたが，3/18湘南国際マラソンにて初のフルマラソンに挑戦しました。ちょうど仕事の納品時期と重なったため前日まで睡眠時間４，５時間が続き、会社の同僚から「やめた方がよいのでは」と言われましたが，何せ湘南初のフルマラソン大会です。死んでも参加しないとね。
朝7:30に江ノ島に着きました。（いつもならぐうぐう寝ている時間です）ちょっぴり冷たい風が吹いていますが，前日の曇天からうって変わって晴天です。江ノ島から富士山がきれいに見えます。1万人の参加者と聞いていましたが、思ったほどの人手ではありません。会場はスタートラインからちょっと離れた江ノ島婦人センターです。ランナー達が既に着替えをすませアップをしています。初のフルマラソンなので，衣装も凝りたかったのですが，準備する暇が無く3年前に買った陸上競技用の短パンと汗がよく乾くＴシャツという出で立ちです。端から見ると速そうな格好なんでしょうが，何せまともなトレーニングをしていたのは大学１年まで。すでに２０年以上経過しています。他の人はかっこいいタイツを履いて暖かそうです。今度はあれ買って走ろう。。。
8:40頃集合地点に移動しました。既にスタート地点の江ノ島水族館に移動を開始し始めたところでした。最初少ないなと思った参加者もスタート地点ではごった返しており，緊張がみなぎります。スタート時刻の9:00遠くから何か聞こえるのですがよく聞き取れません。集団が少しずつ動き出しました。スタート地点に着くまで５分かかったと良く聞いていましたが，本当に進まない。ようやくスタートラインに着くとＱちゃんこと高橋尚子選手が手を振って見送っていました。みんなＱちゃん見るのに渋滞していたようです。
当初5Kmを30分(6分／Km）ペースで走れる迄走って，5時間切れればOK!。と考えていましたが，5Km，10Kmのペースが27.5分(5.5分/Km)とちょっとオーバーペース気味でも結構気持ちよく走れています。
ところが，15kmの給水所をすぎたあたりで体に力が入らない。スタミナ切れです。さらに脚が重くなってきた乳酸が貯まってきたようです。折り返し地点で飲もうと持っていたアミノバイタルプロを仕方なく走りながらのみ，ようやくスタミナ回復。しかし脚の疲労感は高まるばかり。5Kmごとに給水所があり20Kmからバナナとあんパンが追加されました。スタミナ回復のため，さらにバナナとあんパンをほおばる。生き返るぅ！
25Kmの給水所でもバナナとあんパンをしっかり食べてこれで元気いっぱいと走り出そうとすると、あれ？全く足があがらない。足の筋肉が限界にきたみたいです。高校生の頃合宿２日目に筋肉痛でがに股で走っていたときのようです。
その後，5Kmごとに給水所を目標に何とか走り続けました。コースが江ノ島から国道134号線を二宮まで進み折り返すコースなので，往路に見た景色を戻るように進みます。平塚まで戻ってきた。橋を渡って茅ヶ崎だ。てな感じで。沿道の応援もたくさんあり，私設エイドで飴をいただき，なんとか35Km地点まで戻ってきましたが，給水所から走りだそうとすると全然脚があがらない。歩いている人に抜かされる。端から見たら歩いているように見えるのかな？と思いながらも自分としては走っている状態で完走した！と思いすこしずつ進みます。脚が動かない分，腕を振り，腹筋に力を入れて上半身で体を前に持って行きました。ここから40Km地点までが本当きつかった。
40kmの最後の給水所，もうスタミナは十分なんだけど脚が動かない。全くあがらない。これまでの人生でこんなに脚が筋肉痛であがらないなんて初めてです。高校生の時に青梅マラソンで30kmに出場し20km超えたところからスタミナ切れでふらふら歩くようにゴールしたときも，あくまでスタミナ切れだった。（確かにあのときは現役のランナーだったけど）今回の筋肉痛はどうしたらよいのだろう。後2Kmちょっとなのに。ついにここで走るのを断念し，歩き出しました。確かにこの方が速い。
1kmほど歩いて，ゴールまで1Kmとなったとき，やっぱり最後は走ってゴールしたい。と少しずつ脚を上げて再び走り始めました。最後弁天橋をわたりきったところがゴール。この橋が長いこと。ゴールの瞬間は一瞬じーんと感動を味わっているうちに，タイムを見落としてしまいました。さらにあわてて腕時計のストップウォッチも変なボタンを押してしまい，止められませんでした。その後の大会のホームページに掲載された記録によると4:48:31（スタートラインからの計測では4:42:36）でした。
何とか目標の５時間は切れました。35Kmから脚の痛みに耐えて何とかゴールできましたが，沿道の方々，給水所でのボランティアの方々の応援（バナナ，あんパン，飴）がとってもうれしかったです。それに行きは富士山。帰りは江ノ島を目指して進むコースも最高でした。その後二日ほど脚があがりませんでしたが。来年は是非とも３時間前半を目指して再度チャレンジしたいです。
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